商業銀行 2008 11 24

 アメリカ国内からは、
「アメリカは、社会主義国になってしまった」という批判が聞こえてきますが、
さすがに、巨大な商業銀行を破綻させるわけにはいかないでしょう。
 投資銀行ならば、机と電話さえあれば、
また、ゼロから、やり直すことができますが、
商業銀行というと、そう簡単にはいかないのです。
一般的に商業銀行をゼロから立ち上げるのは、かなり厳しいと思います。
 おそらく、さらに「我々の国は、社会主義国か」という批判が強くなりますが、
企業と銀行は、同じではありません。
やはり、違うのです。
銀行というと、わかりにくいと思いますので、言い換えます。
企業と金融システムは、社会的な役割が違うのです。
銀行を助けるのではなく、金融システムを守るのです。
 次に、こう書くと、誰もが巨大な自動車会社を連想するでしょう。
現状では、今、救済しても、数年後には、また経営危機を迎えるでしょう。
それでもいいならば、すぐ救済を実施すべきでしょう。
 この非常時に、アメリカが社会主義国になるのは、やむを得ないでしょう。
それが、行き過ぎた市場原理主義や新自由主義を是正する象徴となるでしょう。
















































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